施設概要・設計コンセプト
豊かな感性を育む園舎
新和さみどり保育園は、子どもたちが安心して過ごせる空間であることはもちろんのこと、子どもたち一人ひとりのこころの原風景となる体験の数々を紡ぎだす場所でありたいと考えています。
そのために新和さみどりの保育環境には私たちが考える大切な5つの要素があります。
「あふれる光」「四季の風」「豊かな色彩」「自然の音」「触れる素材」の5つの要素をテーマとし、 それらを園舎での生活を通して感じることで、子どもたちの感性をより豊かに育めるようにとの思いが込められています。
構造規模
- ・敷地面積 5,800.00㎡
- ・園庭面積 2,270.00㎡
- ・建築面積 1,818.85㎡
- ・延床面積 2,283.09㎡
エントランス
解放感あふれるエントランスは余裕を持った面積です。
園舎の中心には3階吹き抜けの空間を作り、やわらかな太陽光が行き渡る様に設計されています。 三方を山に囲まれ、一方が海に面する敦賀の特徴的な北側から吹く風を取り込んで夏場の蒸気を排出出来る様になっています。木のぬくもり
保育室の床や、机・椅子などは、桐・ナラ・チーク・マボガニーなど、無垢の木をふんだんにつかっています。本物の木が持つぬくもりの中で、子どもたちが生活します。
園庭 乳児広場
自然は様々な表情で子どもたちを刺激します。木の葉や草の柔らかさ、サラサラした砂やごつごつした木の肌、陽や風を受け、音や色にも出会います。子どもたちは、五感を使って豊かな心を育んでいます。自由に園庭と保育室を行き来できる子どもの動線を考えた環境になっています。
ポリゴン
吹き抜け空間を彩る正二十面体遊具。
内部に網や足かけがついていて、登っていくと2階フロアーに行くことができます。絵本室
天井には、童画作家:小野孝一先生の絵の世界が広がり、子どもたちを優しく包み込んでくれます。
子どもたちは、たくさんのお話に触れあいながら、幸せな時間を過ごしています。文化環境の充実
子どもたちの感性が豊かに育まれることを願い、多くの絵画、彫刻などを展示しています。
ランチルーム
異年齢・同年齢が、一緒に食事が出来るスペースとなっています。
厨房に隣接しているので、厨房の中の様子を見たり、調理員の人とコミュケーションをとるなど、 楽しく・和やかに食事をとることができます。デジタルサイネージ
その日の活動や子どもたちの様子などを、降園時にリアルタイムで保護者にお伝えします。
写真と一緒に子どもたちの生き生きとした姿をご覧いただきます。トイレ
子どもたちにとって排泄の習慣は大切です。明るくきれいなトイレで望ましい生活習慣を身につけます。ドライ床のため、雑菌の繁殖・悪臭がほとんどありません。出入り口には、滅菌マットを敷いています。